【限定公開 | 対談のつづき】
会いたい人にあう対談 Vol.1:住吉美紀さん
宇宙的縁が生む姉妹感。

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会いたい人にあう対談 Vol.1:住吉美紀さん
宇宙的縁が生む姉妹感。

アーティストLOVEが“会いたい人にあう“「会いたい人にあう対談」。記念すべき初回は、LOVEとも長い付き合いになる"住吉美紀"さんをお迎えしております。
「+LOVE通信」購読者の皆さま限定公開の「対談のつづき」をお楽しみください。

Instagram:@miki.sumiyoshi

Vol.1:住吉美紀 / Miki Sumiyoshi

フリーアナウンサー/文筆家。 小学時代はアメリカ・シアトル、高校時代はカナダ・バンクーバーで暮らす。 国際基督教大学(ICU)卒業後、15年間、NHKアナウンサーとして「プロフェッショナル 仕事の流儀」キャスター、「第58回NHK紅白歌合戦」総合司会のほか、海外取材や音楽番組、インタビューや中継番組など多分野に渡って担当。 2012年からはTokyo FM朝の情報ワイド番組「Blue Ocean」(月~金、9:00~11:00)のパーソナリティを務め、気づけばラジオはライフワークに。 2020年より夫とオープンしたカフェ「ミアヴァート珈琲」では店のプロデュースや焼菓子製作などを担当している。 茶道 裏千家流 正引次、シヴァナンダ・ヨガ正式指導者資格、NARD JAPAN認定アロマアドバイザー資格保有。 著書に「自分へのごほうび」(幻冬舎)。茶道、着物、音楽、ネコ、韓国など海外ドラマウォッチングを愛する。

会いたい人にあう対談 Vol.1(前半)はこちら

英語と日本語の私。ラジオは修行。

──「パーソナリティ」というお仕事ってどうですか!?自分を出し尽くすのって大変じゃないですか。

LOVE:私は「LOVE CONNECTION」を、11年だっけ?今、ALL-TIME BESTですけど、自分の中で“ラジオのLOVEさん”を作ったんですよね。住吉さんは、それこそFUKKOちゃんから知ってくれてて、LOVEさんの活動、それは音楽だけじゃなくて福島での活動も知ってくれてて。私はいわゆる1ミュージシャンからしたら、だいぶ多面的な方だと思うんですね。例えば、自分と同じぐらいのシンガーソングライターがたくさんデビューしたけど、みんなそれぞれいろんな顔を持ってサバイブしてる子がたくさんいるんだけど、私は私で、私をラジオでしか知らない方もいたりとか、ドリカムのところではバッキングコーラスとしてしか知らないお客さんもいたりとかっていうので、最終的にLOVEちゃんを全部知ったときに「そうなんだ!」ってなったという驚きが多いみたいなんですけど、どうやったらキャラを統一できるかってすごい悩んだ時期もあったし、半分ノイローゼになった時期もあったけど、“ラジオのLOVEさん”を作ってからはすごく楽になった。この人はしっかりしてるんですよ!

住吉:どうしっかりしてるの?

LOVE:この人はしっかりしてていいというか、人の恋愛相談にも答えてもいいし。本当の私は人の恋愛相談に答えていいかどうかわかんないぐらい自信がないけど、ラジオのLOVEさんはみんなの気持ちを楽にしたりとか、みんなに音楽を知ってもらう通訳をやっていたりとか、あと、例えば時事ネタで言うところならば、みんながニュースじゃ安心できないモヤモヤみたいなのを、それは多分LOVEさんが結構ユニバーサルなことを普段考えてるから、上手にちょうどよく、全部自分の意見まで150%は言えないけど、80%通訳するのが“ラジオのLOVEさん”で、この人はすごいしっかり者だと思う。

住吉:逆にいうと、アーティストのLOVEちゃんは違うの?

LOVE:そこまでしっかりしてない!(笑)“アーティストのLOVEさん”は、いつだっていっぱいいっぱいですね〜。やりたいことに集中して、しっかりしてるかどうかと言われると、自分の演奏と歌とメッセージに集中してるから、どうだろう?あんまりしっかりしてない気がする。だから、“デスクのLOVEさん”もいるし。“アーティストのLOVEさん”、“ラジオのLOVEさん”、“執筆のLOVEさん”もいるので、自分の中で使い分けてるけど、どれももちろん本物なんですけど、よりラジオのLOVEさんは、しっかりしてもらおうと思ってる。

住吉:これは、真逆!私は、とにかく素を隠せないタイプ。全部顔にも出るし。生でラジオをやって、ちょっとずつ自分のことを話し始めてってやると、やっぱりもう隠せないなっていうことに気付いてきて。基本的に全てオープンにすることを覚悟するってことなんだっていうのに気づいていって、途中で腹をくくった。それこそ、平野啓一郎さんが「分人」っていう考え方をいろんな作品で書いてらっしゃるのだけど、それは、「人は、相手によって出している自分のキャラが違う。じゃあ、相手がいない中でも、本当の自分と呼べるものは在るのか?」というような話なのだけど、まさに、そうだと思ってて。例えばそれが一番わかるのが、英語の私と日本語の私ってやっぱりちょっと違うのよ!

LOVE:私も全然違います。

住吉:でしょ?英語文化にいる私と、日本語を話す日本語文化の私って、結構違うなっていうところからの、「待てよ?」そういえば、家族とこの友達とこの先輩。職場の同僚、尊敬する先生。それぞれを前にした時に、同じ自分なんだけど、私の中から出てくるキャラ、側面が違うっていうか。昔で言うとさ、「何やってんのアンタ(怒)!」からの、電話がかかってきて「はい、もしもし〜!」みたいに高い声に変わるお母さんみたいなイメージ?

LOVE:(爆笑)

住吉:そういうことが細々と起きていることに気づいたの。でも、ラジオで話すときは、それを分けられないんですよ。「友人は友人!」「仕事は仕事!」って、割り切ってやっていきたかったのに、全然違う世界の人が「聞いてますよ!」とか言ってくれるわけですよ。「イヤだ!恥ずかしー!あなた聞いてくれてるんですか!?」って。じゃあ、あの話もあの話も聞かれてしまったんだ!って。「あんな言い方しちゃったのも聞いてたんだ〜!」みたいなところからの、少しずつの諦め(笑)。私がすごく尊敬しているお茶の先生とか、ガチガチに普段緊張してお話ししているような方も、たまに「この間、車に乗っていたら聞いててね。」とかって。それで、「こいつ別人だな」と思われてしまったのかな、恥ずかしい・・・と。そこをもうある程度諦めるっていうか、覚悟をした!どなたが聞いても、「私はこういう人です」っていう自分を出していこうって。

LOVE:特にこの2年ぐらい、私、「Blue Ocean」を聞いていて、住吉さん、超楽しそうだなと思ってて。コロナから帰ってきてから余計にかな?

住吉:それはやっぱり、コロナになって死にそうな2週間があって、いろいろなことをゼロから考え直して。働く喜びから、ラジオって楽しいとか、人との繋がりってなんだろう?とか。健康で日々活動できるだけで幸せみたいな。全てがちょっとリセットされたから。

LOVE:例えば新聞記事になったりとか、いろんなインタビューも受けてらっしゃったり、私は普段インスタグラムでも住吉さんのことを見ているんだけど、なんかね住吉さんがね、さらに明るくなった感じがして、こっちも楽しい。

住吉:あの頃、コロナになったらダメだったじゃない?地方で心ないニュースもあったり。でも、私がコロナになったことを国民全員知ってるみたいな状況になったんですよ。10年ぶりの人とかからもメールきたりして。もう、紅白の司会決まったときよりもメール多いよ!みたいな。そこでさらに、自分が死にそうなほど弱った状況を皆さんに晒したことで、より諦めの覚悟ができて。

LOVE:そういう意味では、いろんなことが積み重なって今ここにいる住吉さんみたいな。

住吉:でもさ、毎日ラジオってそうじゃない?ある意味、修行ちっくな面もあれば、自分の成長の記録にもなってるし。

LOVE:修行だった!

住吉:自分をどこまで出す?どこまで出さない?とかさ。ここを出さないのは、私のエゴなのか?とかさ。出すのはエゴなのか?とかさ。そういう細かいこともあっての苦しくなっちゃった時期もあったとか。そういうのもあるでしょ?あと、人から何か言われて、「いや、私はそのつもりじゃないのに・・・」とか。

LOVE:特に私は音楽について、感想を言うのはいいけど、「なんで私が大先輩の山下達郎さんのアルバムとか語ってんだ!おかしいでしょ!!」って。あと、新人さんとかで、「この子はまだ表に出せないな〜」みたいな子が来ちゃったときの、「どうしようかな、先輩ぶるのもおかしいしな」って。でも、あるタイミングから私は、“ミュージシャンLOVEちゃん”というより、“人間LOVEちゃん”で行く事にして。でも、10年近くやってきて、ほとんどの新人さんよりも先輩になったことで、ずいぶん気が楽になったけど、未だに「なぜ私は、竹内まりやさんのことを語ってるんだろう・・・」とかは、ずっと思ってる。

住吉:そうかー!それは私にはない悩みかも。

LOVE:ずっと思ってるし、音楽を語ることが野暮だって本当に思ってるから、それこそ住吉さんとかに会ってインタビューしてもらったときに感想を言われたことが一番嬉しかったから、それを参考に私も感想を言うだけにしてる。

住吉:へーーーーー!そうなの!?う!れ!しーーーー!

LOVE:ミュージシャンとして、自分がやらないことをできている人たちを尊敬できるようになって、本当に良かったと思ってるんだけど、それまではかっこいいこと・かっこ悪いことの線引きって、多分人一倍厳しかったから。今となっては、ひっくり返っても私はAKB48ができないんですよ。AKB48を作るためにどれだけの労力と作家とセンスが必要かって考えると、もう大尊敬するわけです。だから、絶対プロジェクトには何かしらすごいことが絶対入ってるから、私はそれを尊敬の気持ちを持って嘘をつかずにできるけど、私の問題は嘘をつけないことなんです。

住吉:私もなんですよ〜。

批判の中にも褒めるところは必ずある。

──どうしてもピンとこない音楽とかを、それでも紹介しなきゃいけない時がある2人じゃないですか。そういうときはどうしていらっしゃるんですか?

LOVE:私の線引きは企業として極悪かどうかっていうところを見てます。「この企業は極悪なので、すみません」っていうところは、最終的に線引きをする。ある程度のビジネス上の「悪」みたいなところもあったりするけど、どうしてもポリシーで無理なところは無理だから、番組のスタッフに、「すみません」って言うようにしてる。

住吉:こういうところがLOVEちゃんのかっこいいところだよね。

LOVE:うっかりやっぱり、心の中のパンクが消えないんですよね。

住吉:それが私にはできないし、かっこいいなっていつも思ってるところ。すごいはっきりしてるから信頼もできるっていうのがある。ちなみに私は、何事にも必ず褒めるところは見つけられるっていう精神です。それは人でも何でも。例えば、「あ〜・・・・・・そのボタンかわいいですねぇ!」とか。

LOVE:わかる。(笑)

住吉:全体を褒めるのは難しいけど、「そのカバンの取っ手、めっちゃ可愛くないですか!?」とか。何かひとつくらいはあるんですよ。

LOVE:演奏もボーカルも作詞も曲も好きじゃなくてもミックスがいい!とかね。

住吉:いろいろ「う〜ん・・・」だけど、「この団結力がすごい!」とかね(笑)何かひとつくらいリスペクトできることはあって。それを見つける。

──それを10年以上も2人はやってらっしゃるっていうのは、結構すごいことだなとは思うんです。

住吉:私、結構そういう人みたいで。今でもすっごく覚えているのは、NHKのアナウンサーの新人研修のときに、新人同士で途中から企画を出して、例えば、「ラジオのレポート作ってみよう!」とか、実践編になってくるんです。みんなで企画考えてきて、出して発表して。最終的にグループで制作するから、3〜4人の企画しか通らないのだけど、最初に発表するの。その時、何かに対して意見するっていうときに、日本ってやっぱり特にそうなんだけど、批判をするのよ。それは、今のネットやSNSにも感じるんだけど、批判できるポイントを見つけた人が「えらい」というか、「頭いい」みたいな。そんな雰囲気だったのが、私は逆で。無意識に「これをやるのは難しいけど、全部回って聞いてくるっていうのはすごい取り組みだと思います!」とか褒めてたら、ガイダンスをしてくれた大先輩のアナウンサーの方が、「住吉さんは、ちゃんといいところを見つけだしてるでしょ。みんなそういう風にしないと全部駄目になっちゃうから。」っていう話があって。「私、無意識にそうだったかも」と思って。もしかしたら欧米で育った影響があるのかな?

LOVE:確かに、批判をした方が賢く見えるっていうのはちょっとわかります。日本的な感覚があると思いますね。批判をするんだったら、必ずもっとそれを良くする案を持っていくというのが次の仕事のレベルっていうか、当たり前のスタンダードだと私は思ってて。

住吉:わかる〜!

LOVE:自分の中に「批判精神」も強くあるので、ダメなこととか危ないこととか、リスクは全部洗い出したいタイプですけど、「できないことがない」って思ってるから、全部できるし全部リスクは潰していけると思ってます。だから、音楽1曲聴いても「嫌だな」って思うことはいっぱいみつかるんですけど(笑)、変な話、自分の曲以上にプロデュース能力を人の曲だったら発揮できる。「たぶんいまこのアーティストは自信がない」とか、「たぶん、今デビューして3年目でいろんな人にこう言われてこうなってる」っていう気持ちがわかる!褒められて人間はそれを突破していくっていうのがありますよね。それをやってくれる人が周りにいたりとかするとすごい救われる人がたくさんいるから。私も知らず知らず、18歳のときに住吉さんに救われていると思う。

嘘なくやっていくことが、全てが統合されたエコシステムみたいになっていく。

──時代の色みたいなものってあるじゃないですか?その中で、自分の中で、いまの時代の軸とかテーマとかってありますか?

LOVE:言葉が自分のものかどうかがみんな検証できなくなってる。それこそ批判をしている人たちも、本当に自分の気持ちで批判をしているのか、どこかでインプットされた批判を自分のものとして発信し始めてるのか。もうちょっと遮断もしないと、自分の心と向き合う時間というのがなかなかないと思っていて。私は「ラジオ」に関してはそういう時間にしたいと思う。例えば音楽っていうのをきっかけにしてもらって、「カーティス・メイフィールドが公民権運動の時代に書いた曲なんだよ」っていうのは、2022年の話じゃないんですよ。だけど、この昔の話って、今ちょっと遮断して昔の話に行くことで自分の気持ちが「そういうのが起こってたらどうだろう?」とか、「じゃあ、2022年の差別問題ってどうだろう?」とかって、自分と今にフィードバックするために違うとこに行かないと“2022年っぽい言葉”でみんな喋ろうとするのやめた方がいいと思って。それをラジオでは気をつけてやってたりする。音楽の方で言うと、もうね、大変なんですよ!曲を書くっていうのは!一生に何曲かけるんだ!っていう。桑田さんとか、ユーミンとか中島みゆきさんとか本当バケモンだと思うんです。

住吉:(笑)

LOVE:あの人たちはシンガーソングライターであり、作家だと思うので。私はやっぱり、作家にはなりきれてないので、自分の人生から何かを書くしかないから、そんなに深いネタはそんなに日々ポコポコあるわけじゃないから大変。これはそんなに考えてできることじゃないから、“アーティストLOVEさん”はただ一生懸命やるしかないんですけど。“ラジオのLOVEさん”が提案できるのは、2022年っぽいことをやめて、本当に自分の言葉をみんな見つけようというのをやろうと思ってる。じゃないと多分みんな言葉にのまれちゃうと思っている。

──LOVEちゃんは常々「文化の底上げ」「大人の教育」をしたいというようなことを話してますよね。

LOVE:そう。私、大人の教育、しいては子供たちの文化の底上げなんだけど、子供のためにやりたいなと思うことがいっぱいあるんだけど、その手前に大人として話さなきゃいけないことが課題として多すぎると思っていて。「責任」とか「マナー」とか。「かわいい〜」とか、「わかんな〜い」のは、もう大人のマナーじゃないからねって思ってるんだけど。住吉さんもそうなんだけど、大人の文化の底上げになる方とインタビューしたいなって思ってます。そういう何かヒントをお持ちなんじゃないかと思って。

住吉:なんか、日本社会の校長先生みたい!(笑)

LOVE:(笑)だって、大人がとっとと進めればいい話が多すぎて!

住吉:私は、何だろう・・・。大きく「社会をこうしたい!」とか、「組織をこうしたい!」っていうのがない方なので、何ができるかって、自分が1人の人として、とにかくベストを尽くし、懸命に生きて全うするっていうことぐらいですよね。自分ができることはそれしかないというか。それをたまたま見てた人がなにか思ってくれたら「ありがたい」とか、「じゃあ一緒に生きていきましょう」とかっていう気持ちだから。次はって思うときには、常に「社会をこうしていこう!」というよりは、「自分はどうしていくの?」っていうことなんですけど。それに関して言うと、全てを“人間・住吉美紀”に統一していく覚悟をしたことの延長線上で、いかにいろんなことを嘘なくやっていくかということが、目指すところですね。全てが統合されたエコシステムみたいになっていくっていうか(笑)

LOVE:あ〜!

住吉:コロナに罹ったあと、半年ぐらいめちゃくちゃ体力落ちたのよ。最初はもちろん、スーパーに行って帰ってくるだけで、ゼーゼーみたいな感じだったし、2021年の年明けにようやく「あ、ちょっと体力戻ってきた。」と思ったの。だから、2020年の後半はずっと体力がない。「Blue Ocean」やって帰ってくるだけでも「ヘトヘトです。」みたいになった時に、それであっという間に半年経って。「待てよ、人生の中での働き盛り年間、働ける時間、自分で何か活動できる時間って限られてるよ!」って実感したの。あと、特にそれに魂を込めちゃうとへとへとになるから。だから、ある程度自分で責任持ってやるわけだから、「選ぶ」って言うとおこがましいんだけれども、やる気があることに時間と労力をかけないとダメだ、と。例えば、一度きりのご縁の人と仕事するよりは、繰り返し紡いできたご縁の人と、何か力になりたいという思いでお仕事するとか。自分発信で、共感できる分野にボーダーを超えていくというか、共感する人と仕事をしていきたい。共感できない仕事は、本当に心が減っていくのよ、そうするとストレスだから身体も疲れるし、「なんのために私、生きてるんだろう」ってなっちゃうから。

LOVE:わかります。私、独立したのが15・・・16年目なんですけど、私は自分一人では無理だったので、今の社長に事務所を設立してもらいましたけど、すごく良くわかります。

住吉:それをずっと感じてたんだけど、もっとその「共感」の純度をあげていきたい。だから、今回、この対談の一人目に選んでくれたのがすごい嬉しい!細く長くご縁が続く、信頼する大好きなLOVEちゃんに、こうやって声かけてもらったっていうのは、私にとっても「YES!!」っていう瞬間だったのね。

LOVE:(爆笑)

住吉:本当は、自分の才能とか度外視で言うと、例えばLOVEちゃんの音楽の世界に私が一緒にクリエイションしようよって入って、例えば「一緒に詩を書いて生み出そうよ!」とかさ、そういうこともできないだろうか?とか。枠をなくして、私の心と人間の魂でコラボしたいところとか、労力をつぎ込みたいところと繋がっていくことで生活できていけたら万々歳だっていう風になってきてる。

LOVE:こんだけやってきた人が、今こう思っているっていうのがすごいです。

──「会いたい人にあう」という企画。住吉さんに(こういう形で)あえてよかったですか?

LOVE:あえてよかった。私、今年15周年なんですけど、周年って気持ちがいろいろあって。デビューして5年ってまだまだアクティブなんですよね。10年はなんかちょっと疲れてたんだよね、私。「はぁ、もう曲書けない。」ぐらいに思ってたから、いっぱいいっぱいだった気がするんですけど、15年が今楽しくて。住吉さんがおっしゃったみたいに、15年とコロナ禍を機に、私も心地いい場所をより作って、クリエイティブに楽しくって思ってたんですけど、住吉さんがおっしゃる通り、「YES!!」。「・・・うっ。」ってならないって大事じゃないですか!「YES!!」を言う時にちょっと突っかかる時ってあるじゃないですか?

住吉:あるある!「・・・イエ〜ス?」とかね。(笑)

LOVE:そこが「YES!!」ってなる人って誰だろうって考えた時、何人かお名前が上がったりもしたんですけど、住吉さん“しか”いなかった。「これしかなかった!」って言うのって、続くと気持ちいいんですよね。そういう感じでいいスタートを切らせてもらって嬉しい。

住吉:今の「イエ〜ス?」と、「YES!!」もそうだけど、言語化できないことを分かり合える関係ってかなり貴重!どうしても社会って、職業とか肩書きで区分けしちゃうの好きじゃない?でも肩書き関係なく、色んなことを・・・

LOVE:「YES!!」

住吉:そう(笑)肩書き関係なく、色んなことをやっていくって言うのはいいですよね。兼業していてもいいんじゃない?って言うのがありますしね。

──細く長い姉妹感はずっと続くんでしょうね。

住吉:ここまで続いたら続くと思います。しかもどっかで5~6年くらい空いてもきっと大丈夫。

LOVE:うん、多分大丈夫!今日は本当にいい時間でした。クロストークじゃここまで行かない話でしたからね!ありがとうございました!

Text:Hanako Irisawa
Photo:Hideyuki Seta
Edit:Fumiya Ide
Place:Miavato Coffee

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