LOVEのひろいばなし Vol.139「デスクの中村、大企業本社ビルへ」

大変お世話になっております。らゔさんの個人事務所カフキーノで働いております、デスクの中村です。マルチな才能といえばかっこいいですが、単に多重人格のらゔさんの中に住んでおります人格のひとつです。どうも。
我が社は仙台と東京に人員が分かれております。相談役が主に仙台で、わたくしデスクの中村が東京を担当してございます。特に本社巨大ビルですとか大会議室などもございませんので、場所のスペースが必要な作業に追われる際、最近では人様の会社の大会議室などをお借りさせていただいております。イエス、ヤドカリスタイル。
先日、大量のブツを梱包する、梱包作業がございました。いやー本当に久々です。今日ここライブから相馬の小学校入学式に文房具を送っていた時期は毎年やっていた梱包作業。今回は相馬の高校卒業式へのお祝い品と、クラウドファンディング支援者さんへのリターン品になりますが、まあ大量の筒やらマーカーやら。これは大会議室が必要だ!ということで、会社の利益になど一円にもならないこのプロジェクトのために大会議室を貸してくださったとある大企業様の本社ビルへデスクの中村行ってまいりました。久々に、デスク以外でのワーク、非常に新鮮でございました。
地下鉄の駅から直結のアーバンな某・本社ビル。五千人超えの社員をかかえる都会の要塞。駐車場からしてバイオハザードの映画の舞台になりそうな。
もちろんわたくしめのような平民が簡単にエントランスを通過して迷い込むことがないよう、厳重なセキュリティチェックがありました。あらかじめ発行していただいた来訪者QRを受付でかざし、「失くしたらその瞬間からお前不審者確定」証こと、ビルの入館証が自動でめりめりと印刷され。
ピッと通過した自動改札機がごとくエントランスを抜けまして、透明のスケスケのこれまたアーバンなエレベーターにのりました。「十一階についたら連絡してね」と聞いていたことを思いだしながら、数名のアーバンな会社員の方々に紛れてこなれた様子で乗り込んだわたくし。一瞬でパニックでした。
十一階のボタンがないのです。アーバン会社員の手前、慌てて降りるわけにも行きません。いっきにわたくし、十四階へ。
ぐいーん。
直行させられました。直行便、なるほどですね。巨大ビルだから、きっとエレベーターが違うんですのね。十四階の景色をしばし楽しみつつ、じゃあ、と今度は次に目についた地味目なエレベーターに乗り換えてみました。しかし、またも、です。十四階より下で見当たる表示ボタンは、なぜか、二階。
ぐいーん。
二階に戻ってきました。永遠に十一階に辿り着けそうにありません。
二階で他のエレベーターを探してみるも、なんだか全てが「2001年宇宙の旅」のモノリス的なつるつる素材で、「直行便」とか「各階」とかも書いておらず、超不安。不審者じゃないのに不審者としてCCTVに記録されているであろう、わたくしの怪訝なうろうろ行動。ここで、五分ロス。
デスクの中村としたことが、不覚です。チームのメンバーの皆さん、かたじけない。
この日集まってくださったボランティアメンバーは四名でした。
元京都のヴィヴィアンの店員でもあり、FM OSAKAの新入社員時代に一瞬でLIMI Feu好きのらゔさんのファッションを嗅ぎ分け、懐にすいすいと入りこんで気が合っちゃった上に、実は苦労人でバリバリ仕事ができる女子でもあるという振り幅の持ち主、ちさと。ちさとは今は某・大手出版社の編集者ですが、今日ここライブ一年目の文房具をFM OSAKAのフロアでほぼ全部責任を持って梱包してくれたスタッフの一人でもあります。今回はミニ証書の紙や業者を選んだり、入稿を手伝ってくれました。あれから十二年たって、また梱包。
続いて、こちらの某・大手企業に務める会社員で、音楽業界、特にアーティスト周りの広告キャンペーン請負はほとんど牛耳ってるんじゃないか説、染野女史。元々ドリカムレーベル時代にドリカムのお仕事もされていたので面識があったりしました。SOMA BLUE PROJECTを立ち上げた当初から、絵の具製作時に、老舗の工場や企業、商社をつないでいただくなど、大変お世話になっております。今回はミニ証書を入れる筒を一緒に探してもらったりデザインにご意見をいただいたりしました。
っていうか染野さんは会議室を貸し続けてくれて早何年。何度も言いますが、彼女の会社には一円も発生していないので、いつか彼女が怒られる日が来たなら、私たちSOMA BLUE PROJECT、この巨大本社ビルヤドカリスタイルを撤退することになります。
そして、クラウドファンディングの 会社Readyforから、我々を担当してくれていた素敵ボイスの桝田さん。クラファンプロジェクトは成立したので彼女の仕事はもう終わっているはずなのですが、完全にボランティアで作業に参加してくれました。彼女も責任感が強く、優しいハートの持ち主です。
さらに、ラスボス。らゔさんのお姉さん、長女のボスがご参加くださいました。人手が足りないと言うことで急遽のご参加。普段は会計と貿易事務のエキスパートだそうで、これまたできる女の気配しかしない長身のフリーランス。
わたくしデスクの中村含みまして、計五名です。KONPO’Sって名前でバンドを組んで日本中のKINKO’S店舗前でライブができそうな勢いでした。早い早い。
ところが一部の内容物はどうしても期限が間に合わない関係で、梱包セットを作れる完成品は半分にも満たず。今回は我が社カフキーノの段取りが甘かった!ということでデスクの中村としては申し訳なさと悔しさしかない中ですが、それでもたった一時間半の作業時間で何百個の筒が「スポンスポンスポン」と開けられ、くるくると丸められた証書とマーカーが納められていくのは圧巻でした。
最後は、仙台に向けて発送すべく、完成品、未完成品をダンボールに仕分けて相談役へ発送です。
次もすぐ打ち合わせが詰まっていると言う染野女史、汗だくで戻ってきました。カッコ良すぎる。いつでも「身なりきちんと完璧♪女の子だもん♪」なちさとは、つるつるのロングへアーと完璧なまつげを揺らしながら編集の仕事へ戻っていきました。そして桝田さんは今日も他のクラウドファンディングプロジェクトを成功に導くべく、颯爽とスタバへ消えていきました。
デスクの中村、らゔさんのお姉さんと、バイオハザード駐車場へ。お車で送っていただき、ずいぶん助けていただきました。
されど、梱包作業、まだまだございます。仙台の相談役「あはははは!!内職がんばるねー!!」と明るい様子なのは何よりなのですが、どうも段取りが心配でならない中村です。
とりあえず他にできることはないか。考えましたところ、最近新たに身につけたカフキーノデスクとしての新技、「宛先シール」「送り主シール」の印刷がございます。相談役の手書き郵送などを少しでも楽になるよう祈りながら、本日カフキーノシールを制作いたしました。
読者の中に支援者の方々がいらっしゃいましたら、ご到着を楽しみにしていただき、いましばらくお待ちください。そのシール、デスクの中村が制作いたしました。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

最初に「今日ここライブ」を始めた時は、わたしの自宅にて玄関にダンボールを積み上げ保管していた文房具。週末に友人知人をかきあつめてまかないカレーなどを用意しては、コツコツと作業するなどをしていたわけです。
が!
自宅作業の危険性といえば。
おわかりですね。け、でございます。
一時期は赤にピンクにグリーンにと変幻自在で楽しかったヘアー。されど落ちてしまえばただのヘアー。
それは異物であり、子ども達への文房具に混入した場合のキモさを考えますと、絶対にあってはならない「け」問題。漢字で書くとキモさが際立ちますので、「け」としますけども。
ましてや今回はクラウドファンディング。子ども達のみならず、相馬を支援してくれた支援者の方々に、「け」をお届けするわけにはいかない。ましてや最近ではうさぎの「け」も舞ってますんで、そのような環境下ではもはや不可避。なんらかの「け」が混入しかねない。ていうか、何が怖いって、出元のわかるヘアーならまだいいけど、なんの「け」かわからん「け」はもう恐怖でしかないです。あと、どんだけ掃除しても、やっぱ自宅は自宅なんで、最後まで「け」の気配が拭えないです。どれだけ大会議室がありがたいか。
そして何より、チーム助っ人の皆さん、本当にありがたや!!です。
返礼品作業は今しばらく続くのであります!!デスクの中村さんもがんばってくれい。